gaseriの夫です。
実は高校生くらいからずっと人に言えず悩んでいたことがありました。
それはきわどい部分のふくらみ。
つい最近になってやっと解決したのでここで体験談を書いておこうと思います。
ふくらみがバレる
結婚して同棲するとgaseriにバレました。
なにそれ?ふくらんでるじゃん。
いや~なんか高校くらいから大事なものが3つに増えたんだよね。
えーなにそれ笑 痛くないの?
時々、突っ張る感じ。けど耐え難い痛みじゃない。
ふ~ん。
学生時代から突っ張る感じがあって鈍痛がする時もありました。
そんな時はトイレに行ってポジションを動かしてなんとか乗り越える生活。
横になると痛くないし、押すと時々無くなって気持ち悪い。
ただ、耐え難い痛みでないので、放置プレイ。
ま、なんとかなるでしょ。
筋トレで悪化するが、ごまかす。
それから結婚して数年経って、健康な体をつくりたいねということで2人でジムに筋トレに行くようになりました。
家に帰ってシャワーを浴びて、ふと見ると、ふくらみがどんどん大きくなっている。
前より大きくなっているじゃん。
え??あー、ホントだ。
病院行ったら?
大丈夫だよ!もう一本生えてくるんだよ!きっとw
引くわ
そんな感じでごまかして数ヶ月。。
それ、ヘルニアじゃない?
ある日の夜、gaseriが気になって色々ググっていたようで私の症状に一致すると思われるものを発見。
それ、『鼠径ヘルニア』じゃない??
鼠径ヘルニア??ヘルニアって腰痛のやつでしょ?
ヘルニアには「飛び出す」という意味があるそうです。
よく「脱腸」とも言われているやつ。
だ、だ、脱腸!?
腹膜が薄いところから飛び出す症状らしい。
ググってくれた記事を読めば読むほど当てはまっている状況。。
(注意:正確な医学情報は有識者の方が書かれた記事を検索してくださいね。)
なりやすい人:
- 咳やくしゃみをよくする人 ←慢性的な鼻炎を持っています。
- 力仕事をよくする人 ←アルバイトしていたとき重量物をがんがん運んでいました。
- 排便時に力む人 ←そもそも皆、力まないものなの??
症状:
- 腹部や鼠径部にふくらみがある。 ←ある
- 立っている間にふくらみが出ているが、横になるとふくらみがなくなる。 ←なる
- 時々、突っ張る感じがある。 ←ある
そして、
- 悪化すると嵌頓(かんとん)という症状で耐え難い激痛に襲われることがある。 ←まだない (今思い返せばそれっぽいこと何度かありました。)
これは。。とさすがに思い立ち、gaseriのひと押しもあって鼠径ヘルニア専門のクリニックで診てもらうことにしました。
手術するしかない!!?
結果、、、やはり『鼠径ヘルニア』という診断を受けました。
高校生のときから放置していたので、だいぶ大きくなっていたようです。
治す方法はひとつ、手術するしかないとのこと。
え!?手術するしかないの!!?
初診時から手術の日程を話される私。
(へ??まってまって。追いついてないっす。)
生まれてこの方、手術なんてしたことない私はドキドキが止まらず。
一旦gaseriにも相談して手術方法は決めることに。
手術方法は2つあってどちらかを選ぶことになりました。
- 切開法手術
- 内視鏡手術
どちらも脱腸している穴をメッシュでふさぐ処置で、入院もしないで日帰り手術でした。
切開法は名前のとおり、脱腸部付近のお腹を切って、脱腸している穴をふさぎます。
内視鏡はおへその下あたりを切って、そこから内視鏡入れて脱腸している穴をふさぎます。
結論からいうと、私は切開法手術を選びました。
手術方法を選ぶ上で私自身、下記のような比較表をつくって考えました。
切開法手術 | 内視鏡手術 | |
傷跡の大きさ | 大きい | 小さい |
手術にかかる金額 | 安い | 高い |
手術の時間 | 短い | 長い |
傷跡の大きさは切開法の方が大きくなるようでしたが、人様にその傷を披露するようなことはないしなぁ~と。
診ていただいたクリニックでは内視鏡手術にかかる金額は切開法手術の2倍以上かかり、切開法手術よりも時間が長いということで切開法を選ぶことにしました。
(手術をする前に全身麻酔+局所麻酔をするので、麻酔も短い方がいいのかなと思いました。)
ただ一番の決め手は、「内視鏡手術でもサイズが大きい場合などには仕方なく腹部を切開することもある。」らしく、それならと思い切りました。
速攻で眠りについた手術当日
付き添いでgaseriにも付いてきてもらい、クリニックを訪れました。
用意されていた手術用着替えと帽子を被って控え室で待機。
そして、いよいよ手術がスタート。
まずは「全身麻酔を打ちますねー」と看護師さん。
チクッとしてだんだん麻酔が回っていきますよーと言われながら天井を眺めていたら、、
わーなんだろう。ふわふわしてきた。
そして速攻眠りました。
(全身麻酔するからお酒は控えたほうが良いということだったので、禁酒の効果が出たのだと思います。)
手術中… (ザクグサグサプシューからのぬいぬいからのぺたーのようなことが行われていたのだと考えています。)
gaseriの夫さーん、gaseriの夫さーん、gaseriの夫さーん!
はっと気づいたら、手術はもう終わっていました。
足元ふらつきながら控え室に戻ってぼっーとしていました。だいたい10~15分くらい?
局所麻酔もされていて、痛みは全然ありません。
そのまま2人で家に帰りました。
強い筋肉痛のような感じ
痛みは当日の夜からありましたが、手術後数日間、私は強い筋肉痛のような感じでした。(痛みは人それぞれのようなので、安静にしておくのが一番です。)
私は3日くらい安静にしていました。
当日からごはんを食べることができて、シャワーも浴びられるとのことで恐る恐るシャワーを浴びた覚えがあります。
痛み止めの飲み薬を毎食飲んで、術後の検診を後日受けて飲むのを辞めました。
まとめ
高校生の時からズルズル放置していた鼠径ヘルニア。
術後は腹部にふくらみがなくて、違和感もなくなり、今はとても歩きやすいですw。
筋トレして悪化したときは鈍痛も強くなりました。
私は嵌頓という症状には幸いなりませんでしたが、学生時代にそれに近いことは何回かあったと思います。痛すぎて押し戻せたので事なきを得たのだと思います。
なかなかきわどいところのふくらみなので、もし自分も鼠径ヘルニアかも?と思う方は家族に相談しづらいと思いますが、
まずは悪化する前に一度病院で診察してもらうのが良いと思います。
ご参考になればよいです。