こんばんは、gaseriの夫です。
自作PCのGPUを交換してから色々と欲が出てきてしまって、、今回は自作PCのエアフローを改善したのでご紹介します!😁
- 自作PCでマイニングしたら、ハマった
- 100均アイテムと10円玉でヒートシンク作ってみた
- そもそもヒートシンク単体では排熱できない
- エアフローの見直し
- Deepcool RF120M
- be quiet! PURE WINGS 2
- CRYORIG H7 Quad lumi
- CPUクーラー交換、ファン増設
- PC AirflowのBefore/After
- おまけ
- 今後やりたいこと
自作PCでマイニングしたら、ハマった
ハイエンドなGPUを入手して以来、Apex三昧だった私ですが、
ふとマイニングしてみたいと思い立ち、試していたらどんどんハマってしまいました。
ただ、GPUを長時間稼働させてマイニングすると、PCがかなり熱くなります。
これから夏になるのにこんなに熱いまま稼働させると、かなりまずいな。
と思いまして、排熱対策をすることにしました。
100均アイテムと10円玉でヒートシンク作ってみた
まず、何かで安く排熱対策できないかと思い、ネットでさくっと調べたところ、
ヒートシンクを作るのが良さそう。さっそく動きました。
※結論を先に言っておきますが、ヒートシンクだけじゃダメですし、100均自作ほぼ効果なしww
1つ目はアルミテープ。熱伝導率が高い銅が良いと思い、園芸用の銅テープを探したのですが、見つからなかったので、アルミにしました。
2つ目は、ミニ鉄板。アウトドア用品のコーナーを見ていたら、いい感じの鉄板があったので、これは使えそうと思い購入。
3つ目は、排熱対策とは関係ないですが、PC長時間稼働で少し振動が気になったので、耐振ゴムを購入。
そして、熱伝導率が高い銅。身近にあるものと言えば、10円玉です。
どうせ使うなら、綺麗な10円玉が良いと思い、クエン酸が入っているものを探し、調味酢(ポン酢)で綺麗にしましたww 穀物酢では汚れは落ちませんのでご注意!
実は、あとから妻に掃除用のクエン酸があることを教えてもらいました。
ポン酢臭が少し気になる程度なのでどちらでもOKだと思います。
数分置いて、ティッシュで拭き上げたらこんなにピカピカになりました!!
これはこれでハマりそう🤪
そしてこれらを合体させて、こんな感じでヒートシンクもどきを製作。
GPUの上の空いているスペースに置いて温度がどうなるか見てみました。
63℃😏→62℃😁→63℃😐→→63℃😑→→→63℃😶
最初1℃下がったので我ながら天才と思いましたが、その後は全然冷えない。。。
そもそもヒートシンク単体では排熱できない
ヒートシンクについて調べていくうちに、排熱には欠かせない大事な要素が3つありました!
- 熱伝導率が高い素材で密着していること ←クリア
- 排熱する表面積が大きいこと ←クリア
- ヒートシンクを冷却すること
そもそもヒートシンクには必ず冷却用ファンがセットでついていますよね。
CPUクーラー然り、GPU然り。
ファンで風を送って、冷却してあげないと排熱されません!
考えれば、当たり前のことですww
ヒートシンク製作に目がくらんでしまって、目的を見失っていました。
私がやっていたことは、熱が早く伝わる置物置いてGPUの重量アップしただけの愚かな行為でした。
そっと自作PCから取り出しました。
エアフローの見直し
いったんヒートシンクから離れ、排熱対策を調べていくと、PCケース内のエアフローを改善するだけで大幅に温度を下げられるようなんです。
その方向で排熱対策しようと思います!さっそく動きました。
様々な記事を参考にさせて頂いて、値段も見ながら、たどり着いた3つ。
全てAmazonで購入しました。
パーツ種類 | パーツ名称 | 詳細リンク |
---|---|---|
ケースファン | Deepcool ディープクール RF120M pcケースファン マルチカラー rgb搭載 静音タイプ 5個入り | |
ケースファン | be quiet! 92mm ケースファン PURE WINGS 2 スタンダードモデル ブラック BL038 | |
CPUクーラー | CRYORIG H7 Quad lumi ARGB クーラー ヒートパイプ4つ付き |
Deepcool RF120M
一つ目は、ケースファンのDeepcool『RF120M』です。しかも5個入り。
- Amazon's choiceで5,000円未満で購入できること
- 将来的に光らせたい願望があること
この2点で購入を決めました。
箱を開けると、ケースファンが5個、電源分岐ケーブル2本、SATAケーブル1本、ネジ20本が入っています。
固定する時は、ケースファンにネジ切りしながら、固定することになるので、傷がつくのが嫌な方は一緒にブッシュを購入することをお勧めします。
これも一緒に買えばよかったなぁ。
be quiet! PURE WINGS 2
二つ目も、ケースファンのbe quiet! 『PURE WINGS 2』です。92mmサイズです。
- 静音性がかなり良いと評判なこと
- 1900RPMまで出せるので、GPUの排熱ファンにぴったりなこと
この2点で購入を決めました。
NR200Pのケース背面には92mmサイズのファンが1個取付可能です。
背面で小さいファンなら光らなくていいので機能重視しました。
正直、今回の買い物で一番買ってよかったです!!
光らせるの飽きたらケースファンは、be quiet! シリーズに統一したいと思うくらいです。かなりおすすめです!
CRYORIG H7 Quad lumi
3つ目は、サイドフロー型CPUクーラーのCRYORIG 『H7 Quad lumi』です。
- サイドフロー型CPUクーラーであること
- NR200Pのガラスパネルでもギリギリ収まること
- CRYORIGのロゴがかっこいいこと
この3点で購入を決めました。
ただ、取付時に恐ろしいことが。。。
バックパネル装着後、CPUクーラーを固定するフロントパネルをセットしようとすると、マザーボードにあるMOSFETが干渉している!!😱😱😱
写真右側の8つある「R15 2047」と印字された部品です。
私の中で最悪なシナリオがよぎりました。
はじめての自作PC組立でもCPUクーラーで苦戦していたことを思い出す。。
必死で誰かが対処法を書いていないか検索したところ、見つけることができました!
※執筆のため、その記事探したのですが、見つけられず。。全集中しないと見つけられません。
B550i AORUS PRO AXにH7 Quad lumiを取り付ける手順:
- 最初はゆるゆるにフロントパネルを取付けておく。
- 先にCPUクーラーとフロントパネルを固定。
- すると、フロントパネルが自然と上に引きあがった形で固定される
- MOSFETを傷つけない程度に4つ端を固定する
それで問題なく、組み付けることができました!!!🤣🤣
CPUクーラー交換、ファン増設
この3つを組付けたものがこちら!
相変わらず、配線はひどいですが、
- CPUクーラーをサイドフロー型に交換(ファン交換)
- 上部の120mmファンを2つとも交換
- 下部に2つ120mmファン増設
- 背面に1つ92mmファン増設
しました。
PC AirflowのBefore/After
今回のCPUクーラー交換、ファン増設によってエアフローがかなり改善されました。
30MH/sでマイニングしている時の温度は、Beforeで63℃、Afterで57℃でした。
Before
- GPUから放出されたHot AirがCPUクーラー吸気後もケース内で停滞していた
- GPUから放出されたHot Airがケース中央付近で停滞していた
- メモリが高温になりやすかった
After
- GPUから放出されたHot AirをCPUクーラーで吸気後、排気できるようになった
- 下部2つのファンとGPUファンでケース内のエアーがよく動くようになった
- GPUが下部2つのファンでより冷えるようになった
- メモリからの熱も吸気できるようになった
おまけ
エアフローの見直し後、ヒートシンクもどきで遊んでみました。
少し改良して、10円玉の塊をアルミテープで固定して作りましたww
今度はファンに近い位置に設置してみました。
CPUクーラーの吸気側に置いてみたり。
CPUクーラーと92mmファンの間に置いてみたり。
結果としては、
57℃😏→57℃😐→56℃😁→→56℃😁→→→56℃😅
1℃だけ下がりました!!
ただ、夜になって気温が下がっただけなような気も。。
従って、100均一自作のお手軽ヒートシンクではほぼ排熱対策になりません。
※暇なときに排熱対策は引き続き検索してみます。
今後やりたいこと
今回のエアフロー改善を終えて、自作PCでやりたいことはこの3つ。
- PCをめちゃくちゃ光らせる!
- ケース温度に合わせ、ファンをPWM制御する!
- 配線をきれいにする!
どんどん深みにハマっていってる気がする。
ご参考まで。
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oresさん、メッセージありがとうございます!無事に取り付いたようでよかったです。NR200はサイズ制約あるので部品選び大変ですよねぇ。