こんばんは、gaseriの夫です。
先日、グラフィックボードを交換して、自作PCをアップグレードしました。
今回は自作PCの性能が、どの程度かベンチマークテストで確認しようと思います。
- ベンチマークとは
- CINEBENCH
- CrystalDiskMark
- ファイナルファンタジーXIV:暁のフィナーレ ベンチマーク
- FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK ver 1.3
- ExperienceIndexOK
- まとめ
- 最後に
ベンチマークとは
簡単に言うと「指標」や「基準」です。
何かある指標、基準を設けて、それをもとに同類物を評価することをベンチマーキング、ベンチマークテストと言ったりします。
よく金融やマーケティング業界でもベンチマークという言葉を聞きますが、それとほぼ同義です。
インデックスファンドの年間報告書とか読むと、ある指標をベンチマークとして運用評価などしていますよね。
CINEBENCH
「CINEBENCH」というベンチマークソフトを使用しました。
CPUとGPUのパフォーマンス計測としてダウンロードしましたが、ほぼCPUの性能評価に使用されることが多いみたいです。
マルチ・シングルコアの性能、MPレートを計測します。
いずれも値が大きいほど、高性能という認識で問題なさそう。
左側に主要CPUとの比較ができるようになっており、計測後にランキングに自身のPCがランクインするようになっています。
テスト結果はこちら。
- CPU (Multi Core):12125pts 4位
- CPU (Single Core):1292pts 3位
- MP Ratio:9.39x 6位
8コア、16スレッドのCPUのなかではいずれも上位となったので、なかなか良さそうです。
動画制作するならマルチコア性能が高い方が、ゲームするならシングルコア性能が高い方が良いと聞いたことがあります。
従って私の自作PCは、ゲーム用途に向いているということですね!嬉しい限りです。
CrystalDiskMark
「CrystalDiskMark」というベンチマークソフトを使用しました。
CrystalDiskMark - Crystal Dew World [ja]
1秒間に何MBを読み書きできるか(MB/s)、ストレージの転送速度を計測することができます。通常版をダウンロードして使用しました。
テスト結果はこちら。
この値を見て、ホントにNVMe M.2 SSDにしてよかったと感じます。
普段からPC起動がとてつもなく早いことは実感していましたが、定量的に確認していませんでした。
2.5インチ SSDやHDDは、SEQ1MQ8T1だと500[MB/s]、180[MB/s]くらいのようですから、いかにM.2 SSDの読み書きが早いか分かります。
MarkType | Read[MB/s] | Write[MB/s] |
---|---|---|
SEQ1MQ8T1 | 3555.02 | 3477.40 |
SEQ1MQ1T1 | 2830.59 | 3112.50 |
RND4KQ32T1 | 474.71 | 329.52 |
RND4KQ1T1 | 80.81 | 185.50 |
HDDはPCケース内部で場所も取るので、一度M.2 SSDを経験したら、戻れないです。
ファイナルファンタジーXIV:暁のフィナーレ ベンチマーク
上記で紹介したものは、PCパーツごとの性能計測でしたが、
ゲーム実行環境確認用に提供されているベンチマークソフトを使用して、どの程度のスコアが出るかも確認してみました。
「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」
https://jp.finalfantasyxiv.com/benchmark/
ゲーム制作会社大手のスクエアエニックスが提供している「ファイナルファンタジーXIV」のベンチマークソフトをダウンロードして、ゲームプレイのしやすさという視点でPC性能を評価してみました。
テスト結果はこちら。
高画質、1920×1080、フルスクリーン:20232
を叩き出しました!
PS4からWindowsに移行してまでお世話になっているゲームですので、非常に快適という結果には満足です!!
ただ、公式サイトのプレイ目安の評価枠では、15000以上は最高評価となるため、果たして20000スコアがすごいのかどうなのか。正直良くわからないですね。
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK ver 1.3
そこでより高いグラフィックスが要求されるファイナルファンタジーXVのベンチマークソフトもダウンロードして、使用してみました。
「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION Benchmark | SQUARE ENIX
このベンチマークソフトは、PCに高負荷がかかることで有名です。
この値でどの程度なのか見ていきたいと思います。
テスト結果はこちら。
高画質、1920×1080、フルスクリーン:10508
公式サイトのプレイ目安を以下にまとめましたが、他の方々のベンチマーク記事を読んでいると、6000以上出せれば、かなり優秀なPCと判断して問題なさそうです。
SCORE | 評価 | 説明 |
---|---|---|
12000~ | 非常に快適 | 非常に快適に動作。高フレームでの動作可。リッチな表現のグラフィックス設定可。 |
9000~11999 | とても快適 | とても快適な動作。高フレームでの動作可。より高品質のグラフィックス設定可。 |
6000~8999 | 快適 | 快適な動作。グラフィック設定を高品質にしても快適に動作可。 |
4500~5999 | やや快適 | 標準的な動作。余裕があればグラフィック設定の調整すべき。 |
3000~4499 | 普通 | 標準的な動作。 |
2500~2999 | やや重い | ゲームプレイは可能だが、部分的に動作が重い。グラフィック設定の調整すべき。 |
2000~2499 | 重い | ゲームプレイは可能だが、全体的に動作が重い。グラフィック設定や解像度の調整必要。 |
0~1999 | 動作困難 | 動作に必要な性能を満していない。 |
上から2番目の「とても快適」という評価がでました。
6000どころか10000越えしたので、PC画面見ながらニヤニヤが止まりませんでした。
めちゃくちゃウレシイデス。
ExperienceIndexOK
最後になりますが、自作PC全体の性能評価できるベンチマークソフトも使用しました。
「ExperienceIndexOK」
ExperienceIndexOK 3.88 Download
このソフトでCPU、GPU、RAM、SSDを評価することができます。
Windows 7やVistaを使用されていた方は見覚えのある評価スコア表かと思います。
テスト結果はこちら。
基本スコア:8.4
サブスコア:
- プロセッサ:9.3
- メモリ(RAM):9.3
- グラフィックス:8.4
- ゲーム用グラフィックス:9.9
- プライマリハードディスク:9.3
ゲーム用グラフィックスはScoreOverして赤文字になってしまいました。
デスクトップパフォーマンスのグラフィックスが足を引っ張って、基本スコアは8.4となりましたが、他項目はいずれも9点台というハイスペックなPCという評価となりました。
まとめ
5つのベンチマークソフトを使って、自作PCを評価してみました。
実施して分かったこと:
- CPUシングルコア性能高い、ゲームベンチでハイスコア、ゲーム用グラフィックスがScoreOverしたことから、ゲーム用途に向いている自作PCで間違いないこと。
- M.2 SSDはえげつないほど転送速度が速いこと。
- ブログ執筆よりゲームをプレイする方が自作PCは本領発揮できること。
最後に
いくつかのベンチマークテストを実施する上で、数年前に執筆されたベンチマークテスト記事を参考にさせていただいたのですが、
私の自作PC、どれも高い値が出ていて驚きました。
世の中に安くて高性能なPCパーツがどんどん生み出されていて、日進月歩でプロセッサ技術や製造技術が進化しているのだなと感じます。
数年後にはもっと、安くて高性能な自作PCを紹介する人が出てきそう。
この計測結果も参考に皆さんも自作PCをつくった際は、性能評価してみてはいかがでしょうか。
以上です。