30代夫婦の賃貸シンプル生活

30代、既婚子なし。賃貸だけどおしゃれにラクして暮らしたい。そして少しだけ余裕のある生活を送りたい。

【不妊治療】体外受精2回目のその後

前回、無事2回目に進んで着床したと書きましたが、また初期流産してしまいました。

今回こそは…と願う気持ち

 

無事胎嚢が確認できて、先生や看護師さんに「本当に良かったですね」と言われて涙が出ました😢

 

期待しちゃいけない、と思いつつも今回こそは…と願う気持ちが強くて、仕事をセーブしたり極力安静に過ごすように心がけていました。

 

体調も良かったし、明日はいよいよ心拍が確認できるかも✨という日に、がっつり鮮血の出血が。

 

前回の経験もあって、「あ。これもう絶対だめだ」と直感でわかりました…。

 

夜は心配でろくに眠れず、翌日朝一の診察予約だったので、内診の前に事情を伝えました。

 

先生は念入りにチェックしてくれましたが、もう覚悟はできていました。

 

内診台は経験ある方はご存知の通り、お腹から下がカーテンで仕切られていて先生や看護師さんの顔は見えないので、一人の空間で自然と涙があふれました😭😭

 

『流産です』  この言葉をまた聞くことになるとは。

 

診察室で不育症うんぬんの話をされたけど、全然頭に入ってこない。

 

先生の前で泣くのは嫌で涙をこらえるのに必死でそれどころではありませんでした。

 

もう頑張れないかも

 

沈んだ気持ちに追い打ちをかけるように、こんな説明がありました。

 

「この日はまだ胎嚢が子宮内に残っていたので、いずれ出血とともに出てくるはず。」

 

「出てきた胎嚢を下着ないし便器から拾い上げて、容器に入れて生理食塩液で満たして48時間以内に持ってきてくれれば染色体異常の検査ができる。」

 

「染色体異常だった場合は、初めから遺伝子的に自然淘汰されるものだから仕方ない。」

 

「異常が無かった場合は、赤ちゃんではなく母体に何らかの問題があるということ。」

 

「検査に出しても必ず結果がわかるものではない。結果が出るかはやってみないとわからない。結果が出なくてもお金はかかる。」

 

「保険が効かず、9万円弱かかる。」

 

私は一度目の流産のとき、出てきた胎嚢を見て盛大に泣きました。たしかに命が宿っていた証を目の当たりにする衝撃。

 

それを、拾い上げて検査に出す。

 

結果を知ってどうするんだろう…?

 

染色体異常なら、仕方なかったね〜って。

 

母体に異常があるとわかったら、原因究明の検査に時間とお金をかけて、負担のかかる治療が始まって。

 

心がすり減るのが目に見えてる。しかも、よしやろう!って簡単に踏み切れる金額じゃない。

 

もう頑張れないなって思う自分がいました。

 

それと不育症関連の資料もたくさんもらいました。

 

2回以上連続して流産した場合、保険適応になる検査だとか助成金が出る検査もあるけど、保険の効かないものも含めてあらゆる検査を全部やった場合、自己負担額はざっと50万円はいくんじゃないかと😱

 

いまだに資料を読み込む気になれていないけど、妊娠維持率を70%近くまでぐっとあげる検査?的なのがあって、でも保険が効かなくて補助金も出なくて…扶養内で働いている庶民には手が出ません。

 

なんかもう、悲しくなりました。お金を注ぎ込めるお金持ちにしか最先端の医療を受ける権利が与えられない。お国は結局、不妊治療の経験なんて無いおじちゃん達が現場の声も聞かずに政策を作ってるんだなって。

 

私の年齢的に、不妊治療を卒業することも考えています。

 

夫婦2人で生きていくのも気楽でいいな。。

 

僕らは仕事を頑張るしかない。不妊治療を始めるまで子供がほしい夫婦が子供を諦める時の気持ちなんて考えもしなかった。世の中の人にもっと不妊について知ってほしいし、子供を諦める人が減るような社会になってほしいです。