gaseriの夫です。
ちょっとだけデリケートな話
まだ私たちは子供がいません。
結婚1年目は結婚式、新婚旅行などを楽しみたかったので、本格的に動き出したのは2年目くらいからです。
そこから数年経ちましたが、子宝には恵まれていません。
会社の同期や友人にはどんどんお子さんが生まれており、もちろん私たちもすぐにできると思っていたのですが、なかなか授かることができず。
まだ病院へ行って不妊治療をはじめたわけではないですが、ネットで調べると、不妊の定義は「避妊していないにもかかわらず1年間妊娠しない」ことと書いてあったり。
2人とも日が経つにつれ、不安を感じています。
実は私は以前、下記のような手術を受けました。
術後検診で先生からは「精巣まで達していたが、生殖機能には問題はない。」と言われていましたが、そもそも私側に問題があるのではと心配になっていました。
不妊症で悩むカップルの約半数は、男性側に原因があるというデータがあるようです。
そこで今回、男の妊活の第一歩として、メンズルーペで精子を観察してみました。
TENGAヘルスケア『TENGA MEN'S LOUPE』
今回、精子チェックをするにあたり、TENGAヘルスケア商品である『TENGA MEN'S LOUPE』を購入しました。
この商品の特徴としては、スマートフォンのカメラを活用して、550倍レンズ※で泳ぐ精子を観察することができます。
また1回使い捨てではなく、4回分の観察シートが付いています。それは精子の見え方が体調や環境の影響を受けやすいからのようです。
※レンズ自体は拡大倍率550倍のようですが、使用するスマホのカメラや液晶の性能で変わるようです。
封を開けると説明書、採取計量カップ、採取ピック、プレート、ルーペ(550倍レンズ)、透明シール等がこんな感じで入っていました。
説明書には、採取手順や観察手順、観察のコツが記載されていますが、判別基準は記載されていません。
そこでiOS対応の専用アプリがあります。このアプリを使えば、手順も分かりやすく表示されますし、動画を撮影して精子の状態を分かりやすく判別することができます。
実際に試してみた
※この観察キットは自分で近しいサンプル動画から状態を選ぶだけなので、医学的判断をするものでなく、あくまでも目安(参考値)程度に知りたい。という方向けです。
また精子の見え方が体調や環境の影響を受けやすいので、何度か試す必要もあります。
私はアプリの手順に沿って、スマートフォン(タブレットでも可)で精子を2回観察してみました。
スマホで実際に見える段階にいくまで「そもそも、いなかったらどうしよう」とハラハラドキドキでした。ついにルーペに乗せて確認。
拡大してみると、ちゃんといました!良かったー!
ひとまず精子のとおり道はふさがっていないことが分かりました。(先生疑ってしまい、すみませんでした。)
動画はちょっと恥ずかしいのでアップしませんが、ちゃんと動いていました。
彼らを眺めているとなんだかとても感慨深い?言葉に言い表せない不思議な気持ちになりました。
今回の観察で判別する際に使用されていた指標があったのでご紹介しておきます。
精液の基準値として、世界保健機関(WHO)による2000人調査(2010年)の結果から、以下の値が自然妊娠するために最低限必要とされています。
- 精子濃度 1500万匹/ml
- 運動率 40%
- 精液量 1.5ml
精子濃度はどれだけいるか。運動率は動きが活発かどうか。精液量はどのくらいの量がでたか。という指標になります。
アプリで判別する際は、6パターンの精子のサンプル動画から数や動きの近しいものを選びました。
- 自然妊娠の平均に近い
- 精子無力症
- WHO基準値超え状態
- 乏精子症(軽度)WHO基準値程度の状態
- 乏精子症(中度)
- 乏精子症(重度) (一番悪そう)
結果、1回目は3番のパターンに近いと判別しました。
- 精子濃度 3590万匹/ml
- 運動率 83%
- 精液量 2.0ml
2回目は2番のパターンに近いと判別しました。
- 精子濃度 3500万匹/ml
- 運動率 20%
- 精液量 2.0ml
精子濃度と精液量はWHO基準値を超えているので問題なさそうですが、運動率があまり良くなさそうです。
つまり、精子の動きが活発ではないのかなと。
不妊の原因として喫煙や加齢、アルコール摂取、心理的ストレスなどが関わっていると最近は言われているようです。
ということは、私の場合、生活習慣や環境を見直すことで改善できるかもしれない。
結果はどうであれ、この事実だけでも分かって、一歩進んだ気がします。
国からの助成金も始まりますし、前向きに2人で子供を授かれる日がくるようにがんばりたいと思っています。
今回はここまで。